木材腐朽菌から作り上げた主な資材

   SmartMax 「フォレスト ドリーム」    絶対王者培養土
   SmartMax クチクラ ガード液      無農薬栽培活力剤
   SmartMax 活力 EL            免疫力増強活力剤
   ペレポスト 源液               植物活性剤
   バラ 源液                  バラ自生地再現活力剤
   イチゴ満作源液               イチゴ自生地再現活力剤
   ペレポスト 2号ゴールド          万能培養土
   SmartMax  ケイ酸フミン液       ケイ酸と腐植酸土壌改良材
空中浮遊胞子の採集
 これで木材腐朽菌の抗菌、殺菌効果試験を行う。
土壌病害菌の培養  木材腐朽菌の抗菌試験
木材腐朽菌の抗菌作用試験
世界初  菌根菌木材腐朽菌の単離 純粋培養に成功した。
ラン  カトレアの菌根。
  カトレアは種子発芽時は「絶対的菌従属植物」
  葉が出て光合成が出来るようになると、エネルギー不足分を
  木材腐朽菌からエネルギーを調達する「部分的菌従属植物」になる。

  この菌根は、木材腐朽菌と共生するために、
  木材腐朽菌が生息している培養土「SmartMax フォレスト ドリーム」に
  伸びている。この姿で、エネルギーが足りない場合は、ここからエネルギー
  を調達する。
  
   この根のエリアは木材腐朽菌が支配しているから、
   炭疽病、フザリュームなどは生息できない。

   この株は10年間「完全無農薬栽培」である。


   これと同じことを行なえば、他の植物、作物でも・・・・
   「無農薬栽培」は可能になる。



   SmartMax クチクラ ガード液を1か月間隔で一回与えた。
無胚乳種子  ラン科植物
地球の陸生植物の80%以上の植物は共生菌と共生している。
植物の中には「菌従属植物」のように光合成を放棄して、共生菌からエネルギーを援助してもらって生き続けているものもある。
多くの植物は、光合成の不足分を共生菌から援助してもらって生きている。
これまで、共生菌、菌根菌の研究は、根組織から採集して行なわれてきた。
このため、菌根菌は「内生菌根菌」「外生菌根菌」のように、根組織の外部、内部で仕分けされてきた。
しかし、この視点には多年草植物の「生態系」を形成、持続させている「菌社会」「菌ネットワーク」がを含めた、
植物と菌、菌ネットワーとしての「共生」が欠落している。

根組織を顕微観察して見られる菌根菌は、自然界菌社会のごく一部分でしかない。
この菌を単離培養して、根担持させて栽植しても、机上で描いたようには植物は育たない例がほとんどである。
菌根菌研究の「盲点」があるからである。
植物自生地の菌を含めた「生態系」が構築されていないからである。
つまり、植物は光合成のエネルギーのみで生きられる・・・という科学的考察、視点と同じだからである。
菌根菌の研究は、光合成のエネルギーのみで生きているのではないのではないかという疑問から、
(元気に生きるには・・・)研究されているのであるが、
科学は細かく細かく単離分析して行く学問が、大自然の植生と菌の関係を研究するには、適合していない。
部分的真理の追求では、菌世界には・・・・人間社会と同じように・・・通用しない。
菌社会は、地球の歴史のの中で、複雑に複雑化する環境に素早く適応して生き延びてきた菌の世界である。
これを、現代科学のメスで、植物の根を切り取り「菌根菌」のみをえぐり取って、それを根に接種しても、
想定通りの生育をしない作物が多いのは当然のことである。
自生地の菌社会、菌ネットワーク、菌生態系を実験室、実験圃場に再現できないからである。


菌根菌植物の代表的なは「ラン科植物」と「ツツジ科植物」である。
この研究から、日本再生循環緑化研究所はランと共生する菌にある種の「木材腐朽菌」があることを、
世界で初めて発見し、この菌を用いてランの「有菌発芽」に成功した。
その後、多くの植物の検証栽培でこの木材腐朽菌が、多くの植物と共生、又は多くの植物に「菌根」を形成させることを発見した。
菌根の有無が「共生」を意味するものでないということが解った。
木材腐朽菌を頂点とした「菌ネットワーク共生」である。
単独の共生と、多くの菌が総合的に共生し、そして植物と共生する「菌ネットワーク」である。
これが、地球の地表における、菌と植物の共生の姿である。

この「菌ネットワーク」を支配しているのは「枯れ葉」を分解できる唯一の菌である「木材腐朽菌」である。
木材腐朽菌は地球には何万、何10万という種類があり、その中に、植物と共生するもの、
菌根菌となってより深く共生するもの、ナラタケ菌のように病害菌となったものもある。
(同定され学名がつけられたものは約3000? 6000?・・・・)

その中から日本再生循環緑化研究所は、ランの菌根菌となり、多くの植物と共生する木材腐朽菌を発見した。
世界で初めてのものである。
この菌を用い成功したラン、シンビジュームの「有菌播種」の写真を右に掲載する。
この成功で、この木材腐朽菌が「ラン菌」「ランの菌根菌」であることが実証された。

ラン科植物の種子は発芽エネルギーを具備しない「無胚乳種子」である。
大きさは100から300ミクロン。
1mmの1/3から1/10の大きさ。
この胚乳という発芽エネルギーを持たない種子が発芽するためには。
「エネルギーを作れて」「エネルギーを援助してくれる」・・・・菌と共生しなければならない。
自然の山野の陸上でエネルギーを産生できる菌は「木材腐朽菌」のみである。
この理由で、ランは「木材腐朽菌」と共生る進化を選択した。
右写真群は、胚乳を具備しないランの種子が、
木材腐朽菌からエネルギーを得て生命活動を始めてから小さな葉を作るまでの約1から2年の経過写真である。
この期間、葉緑素を持たない生命体が(プロトコーム)大きくなるには、必ずエネルギーが無ければならない。
何処から調達できる??・
木材腐朽菌が産生するということで、ランは木材腐朽菌と共生した。
更に、この期間、病害菌も寄ってくる。
それを阻止するために「抗菌物質」を出す「木材腐朽菌」でなければならない。
抗菌物質を産生しない木材腐朽菌では病害菌をブロックできない。

他の植物も木材腐朽菌と共生するのは、光合成のみでは不足する事態が・・・必ず起こるからである。
多年草植物は芽生えた場所で永年生き続けなければならない。
そうすれば、必ず病害菌が侵入してくる。
身辺をガードできる菌を株周辺に生息しているようにしなければならない。
枯れ葉を株元に落したり、離層を捨てて・・・イチゴのように枯れ葉を株に付けたまま・・・
にしておくのは、枯れ葉というエサを木材腐朽菌に与える代わりに、株を拮抗物質でガードして頂く居ている。
共生関係には・・・ガードマン、用心棒のような「共生」もある。
「備えあれば憂いなし・・・」。
植物の高邁な進化理念である。
そして・・・・援助してくれる菌と・・・・結婚すること。
植物は自分で光合成を行い自立しているように見えるが・・・・実は・・・・木材腐朽菌から、
援助してもらっているのである。
  「地球の陸上に生きている植物のほとんどは枯れ落ち葉の中に生きている」。
この理由は、枯れ落ち葉を分解して、木材腐朽菌はエネルギーを産生しているからである。
他の菌と共生しても「エネルギー」を調達できないことを植物はしているからである。
木材腐朽菌は「枯れ葉」のリグニン、セルロースから「ブドウ糖」を作れる唯一の菌である。















ここまでのことから、現在の菌根菌資材を検証すると、大きな勘違い資材、盲点資材があることが解る。
地中深く生息する酸素の少ないところで生きる「嫌気性菌」では、地表の{枯れ葉」「植物死骸」を分解できない。
地表近くに生息する土壌病害菌に対して、嫌気性菌では使い物にならない。
地表で生きられないのでは使い物にならない。
リグニン、セルロースを分解できない菌では・・・エネルギー、ブドウ糖を産生できない。
嫌気性菌では、エネルギーを産生できない・・・。
リグニンを分解できるのは、地球では白色木材腐朽菌のみである。

こういうことから考察すると、木材腐朽菌の存在しない菌根菌資材、共生菌資材では、
自然の根本法則から大きく乖離したもので、植物の生育、病気対策に大きく関与していないといえる。
例えば・・・。
コフナ農法。
フランス パスツール研究所が開発発明した「土壌改良材」。
動物の腸内、肥沃な土壌などから有用微生物の「糸状菌」「放線菌」「細菌」の多様な微生物群。
この中に、「枯れ葉」「植物死骸」のセルロース、リグニンを分解して、更に「菌根菌」となる菌が存在しているのだろうか。
更に「抗菌物質」を出す菌が生息すれば、同じ袋中で多様な微生物が同じ条件下で共存できるのだろうか。
必ず・・・・優占菌が出て、袋内、又は施与した圃場で・・・優占菌が支配する土壌を作るが・・・。
畑には、森林、原野ような「枯れ葉」「リター」が少ないから「木材腐朽菌」は主役、優占菌には成っていない。
おそらく、多分、「コフナ」には木材腐朽菌が入っていない資材なのではないか。
コフナ農法で「無農薬栽培」に成功したという話は・・・世界のどこからも発信されていないことを考えると。
このことは「EM菌」「ボカシ」などにも言えることである。
「○○酵素」などにも言えることで、巨大な大根で驚かせるが・・・「無農薬栽培」は出来ないであろう。
なぜ、こういうことを書くかといえば、現在販売、流布している菌資材、類似資材を用いて、
ランの種子発芽に成功した例は、世界中から情報を集めても皆無だからである。
つまり、菌従属植物の種子にエネルギーを供給できる共生菌又は資材ではないということである。
土壌改良は出来ても、その範囲内での植物との関係である。
外生菌根菌には多くの種類があるが、菌と環境の関係が不明のまま、
植物の生育の大きく関与しているとして販売されている資材がほとんどである。
菌を含めた植物生態系(環境)の関係である。
環境、畑が変化すれば菌との関係も変わる。
このため、作物栽培現場では、生育結果が大きく変化することから、菌根菌は大きく普及するに至っていない。
植物との共生を見る一つの検証方法として「無胚乳種子」発芽の成否がある。
エネルギー供給が最も強力な「共生関係」だからである。
これまでの菌根菌と植物の共生関係は、菌根菌が植物にエネルギーを供給するということが削除されてきた。
植物が生産した糖(エネルギー)を菌根菌が受け取る・・・植物から菌がエネルギーを調達するという知見であった。
無胚乳種子の木材腐朽菌との共生で発芽に成功したことは、
これまでの常識を覆ししたことになる。
植物は光合成で足りないエネルギーを、共生菌の菌糸から調達している・・という発見である。
多くの植物が、なぜ糸状菌の木材腐朽菌と共生しているのかという謎が解けたということである。
これまでの植物の光合成、エネルギーの知見を根底から変えるものである。
こんことは、農業技術をも、例えば「植物工場」「水耕栽培」の基本理論まで関係する。
なぜなら、それらの理論には木材腐朽菌が登場しないからである。
更に、多くの農法にまで変革を迫るものである。
全ての農法の基本は、植物のエネルギー源は「光合成」で作られているということから構築されているからである。
自然栽培、自然農法でも、有機農法でも同じである。
植物には光合成の他に、もう一つのエネルギー調達ルートが地表に構築されていたということである。
そうすると、菌従属植物が光合成を放棄しても・・生きられる・・・説明が出来る。
屋久島の7000年縄文杉も説明できる。
無農薬栽培を完成するには・・・・エネルギーが最大の要件だからである。
強力な「体内免疫機構」も堅固な「クチクラ層」も、エネルギー不足では作ることが出来ないからである。
病害菌、害虫と戦うには充分なエネルギーが必要だかである。不足分を補完できる態勢を具備する。


   
2億8500万年。
地球上で植物が自生しているエリアの地表を支配してきた「白色木材腐朽菌」を削除している資材だからである。
屋久島7000年の大王杉の株元の地表は、大王杉が自身の枯れ葉で、
木材腐朽菌が優占菌として支配する土壌に作り上げたものである。
その地表には、病害菌が生息できない、侵入できない。
地上で最強とも言える「ブロック」「ガード」「プロテクト」システムを構築している。


日本再生循環緑化研究所が発見した「ラン菌」(木材腐朽菌)は、菌根菌になる「木材腐朽菌」である。
そのため強い「抗菌性」を具備している。
ランの無胚乳種子発芽という条件で探索しなければ、到底見つけ出すことが不可能な「木材腐朽菌」である。
つまり、ラン栽培、ラン研究者で「菌従属植物」を研究しなければ、この木材腐朽菌にはたどり着くことが出来ない。
農業分野からの研究では、ほとんど不可能であろう。
「次世代シーケンサー」は出来るかもしれない。革命は別な分野から起こるからである。
圃場検証は・・・簡単ではない。
日本再生循環緑化研究所での木材腐朽菌圃場検証は10年を要した・・・。

そういうことで、この木材腐朽菌の大量培養法、この菌の生息培養土は「特許済み」である。
SmartMax クチクラ ガード液は、世界最先端の木材腐朽菌から作られた「植物自生地再現活性剤」である。
「完全無農薬栽培」の可能性を秘めたものである。
屋久島7000年の大王杉のように・・・。




























































































































完全無農薬栽培の可能性を秘めた。
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